当社では介護職員処遇改善加算及び介護職員等特定処遇改善加算に関して、下記のとおり職場環境整備を行っております。

介護職員処遇改善加算

具体的な取組内容

各人の勤務成績を考慮し賞与として年に2回程度支給する。半期における勤務時間を計算根拠とし、同一労働同一賃金に相応しいように非正規職員の待遇を向上させることを目的とし、身分待遇に関係なく、正規非正規間の待遇格差を解消させる手当として支払う。

介護職員等特定処遇改善加算

経験・技能のある介護職員の考え方

・介護職員として 他社と通算し勤続10年以上の経験を有すること
・介護福祉士の資格を有すること
・当社における勤務成績が良好と認められること

具体的な取組内容

特定処遇改善加算の新設(引き上げ幅は、年齢、資格、経験、技能、勤務成績等を考慮して各人ごとに決定)

キャリアパス要件

キャリアパス要件Ⅰ

・介護職員の任用における職位、職責又は職務内容等の要件を定めている。
・職位、職責又は職務内容等に応じた賃金体系を定めている。
・就業規則等の明確な根拠規定を書面で整備し、全ての介護職員に周知している。

キャリアパス要件Ⅱ

・職務スキル向上や意識向上を目指す為に、OFFJT研修を積極的に行う。
・外部研修への参加を促し、資格取得費用の援助を行う。(資格スクールとの連携を図っている)

キャリアパス要件Ⅲ

・経験に応じて昇給する仕組み
※「勤続年数」や「経験年数」などに応じて昇給する。
・資格等に応じて昇給する仕組み
※「介護福祉士」や「実務者研修修了者」などの取得に応じて昇給する。ただし、介護福祉士資格を有して就業する者についても昇給が図られる仕組みとする。

職場環境等要件

資質の向上

・働きながら介護福祉士取得を目指す者に対する実務者研修受講支援や、より専門性の高い介護技術を取得しようとする者に対する喀痰吸引、認知症ケア、サービス提供責任者研修、中堅職員に対するマネジメント研修の受講支援(研修受講時の他の介護職員の負担を軽減するための代替職員確保を含む)
・小規模事業者の共同による採用・人事ローテーション・研修のための制度構築

労働環境・処遇の改善

・雇用管理改善のため管理者の労働・安全衛生法規、休暇・休職制度に係る研修受講等による雇用管理改善対策の充実
・ICT活用(ケア内容や申し送り事項の共有(事業所内に加えタブレット端末を活用し訪問先でアクセスを可能にすること等を含む)による介護職員の事務負担軽減、個々の利用者へのサービス履歴・訪問介護員の出勤情報管理によるサービス提供責任者のシフト管理に係る事務負担軽減、利用者情報蓄積による利用者個々の特性に応じたサービス提供等)による業務省力化
・介護職員の腰痛対策を含む負担軽減のための介護ロボットやリフト等の介護機器等導入
・ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の介護職員の気づきを踏まえた勤務環境やケア内容の改善
・事故・トラブルへの対応マニュアル等の作成による責任の所在の明確化

その他

・介護サービス情報公表制度の活用による経営・人材育成理念の見える化
・中途採用者(他産業からの転職者、主婦層、中高年齢者等)に特化した人事制度の確立(勤務シフトの配慮、短時間正規職員制度の導入等)
・非正規職員から正規職員への転換
・職員の増員による業務負担の軽減